セゾンファンデックスの過払い金はいくら戻る？事例紹介

最終更新日：2023年10月30日

2007年3月までにセゾンファンデックスで借入・キャッシング経験のある方は、ぜひご覧ください。

セゾンファンデックスは、2007年11月9日にカードキャッシングのすべての利用分（新たな利用分と利用中の残高）の融資利率を18％に引き下げました。

ただし、個人の利用者が多いキャッシング専用カード「スピードキャッシング シープランカード」については2007年4月に融資利率を24％から18％に引き下げています。

すでに完済された方も、返済中の方も過払い金請求が可能です。

カードがお手元になくても手続きできます。

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セゾンファンデックスの過払い金はどれくらい戻ってくる？

セゾンファンデックスは、過払い金請求の対応がとても良い傾向にあります。

ただし、取引履歴が到着するまでには2か月程度かかります。

※取引履歴：過払い金の有無や金額を調査するために必要な書類

返還される金額（割合）

返還金額については司法書士や弁護士に依頼した場合、一般的に計算金額に対して、任意交渉（話し合い）で100％取り戻すことが可能です。

基本的には訴訟は行いませんが、任意交渉でも過払い利息を半分は取り戻せます。

※過払い金の利息：過払い金が発生してから原則年5％の利息を上乗せして返還請求できる。訴訟をしないと付加できないケースが多い

過払い金額が大きい場合、過払い金の利息が多少出る場合がありますが、基本的には訴訟は行いません。

※過払い金の利息：訴訟を行うと、過払い金が発生してから原則年5％の利息を上乗せして返還請求できる

過払い金が発生しているかチェックした後「過払い金の調査」をご依頼いただければ、いくら過払い金が発生しているか、どれくらい取り戻せるかを無料でお伝えできます。

ただし、過払い金には「時効」があります。

基本的には、最後の取引から10年経過すると取り戻せなくなってしまうので、2007年3月ごろまでにセゾンファンデックスで借入・キャッシングをしていた方は、お早めにご連絡ください。

【関連記事】過払い金の時効を図でわかりやすく説明。10年以上前でも大丈夫？

受任通知を送ってから、返還されるまでの期間

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過払い金が発生する時期

セゾンファンデックスは、2007年11月9日にカードキャッシングのすべての利用分（新たな利用分と利用中の残高）の融資利率を18％に引き下げました。

ただし、個人の利用者が多いキャッシング専用の「スピードキャッシング シープランカード」については2007年4月に融資利率を24％から18％に引き下げています。

2007年3月までに借入やキャッシングを利用していた方は、過払い金が発生している可能性が高いです。

※個人向けの「VIPローン」や「キャッシュ・リザーヴ」は過払い金が発生しない（もとから適正な金利）

注意点

セゾンファンデックスに過払い金請求すると、その後セゾンファンデックスでお金を借りることができなくなります。

※カードローンやフリーローンだけでなく、住宅ローンやリフォームローンなども審査に落ちてしまう可能性がある

※親会社を含む社内で顧客情報を管理しているため、過払い金請求するとブラックリスト（信用情報の事故情報）が登録されていなくても「社内ブラック」扱いされる可能性がある

また、セゾンファンデックスに残債がある場合、過払い金請求しても残債が残る場合は、債務整理（任意整理）扱いとなり、完済から5年程度は信用情報に事故情報（いわゆるブラックリスト）が登録される可能性があります。

※セゾンファンデックスの残債より過払い金のほうが多かった場合、事故情報は手続き後に削除される（登録されない可能性もある）

【関連記事】任意整理のブラックリストはいつ消える？ならない方法はある？

セゾンファンデックスとクレディセゾンは別会社なので、それぞれの会社で過払い金請求を行う。どちらかの返済を残して片方の過払い金請求することも可能

セゾンカード（クレディセゾン）の過払い金情報はこちら

セゾンファンデックスの過払い金請求事例

Cさまは、2000～2014年にセゾンファンデックスを利用し、完済後しばらく経ってからみどり法務事務所に過払い金請求を依頼されました。交渉の結果、過払い金満額＋利息を合わせて60万円を取り戻しました。

また、クレディセゾンでも過払い金請求を行い、こちらも交渉で96万円の過払い金を取り戻しています。

さらに、2003～2021年まで利用していたSMBCファイナンスサービスからは、交渉で102万円の過払い金を取り戻しています。

訴訟を行わずに、合計258万円もの過払い金を取り戻すことに成功しました。

セゾンファンデックス以外の、過払い金請求の事例や体験談はこちら

過払い金がなくても借金を減らす方法

また、現在もセゾンファンデックスに借金があり、返済にお困りの場合は、借金を減額する方法をお伝えできます。

セゾンファンデックスの返済が残っている場合「任意整理」という手続きを行えば、手続き後の利息をカットし、毎月の返済額を減らせる可能性があります。

セゾンファンデックスの任意整理情報

交渉先	株式会社セゾンファンデックス
対応	柔軟かつスピーディ ※滞納ありでも交渉可能
取引履歴の送付	2か月程度
分割回数	～60回程度
遅延損害金	免除されない可能性が高い
（手続き中の）経過利息	免除されない可能性が高い
過払い金	2007年3月までにキャッシングや借入をしていた場合
注意点	セゾンファンデックスが利用できなくなる ※新しくカードをつくったりローンを組んだりする場合、親会社の「クレディセゾン」の審査にも影響がでる可能性がある

セゾンファンデックスについて

セゾンファンデックスは、1984年2月に「西武クレジット」（現：クレディセゾン）や銀行、証券会社が出資して「西武抵当証券」として発足しました。

1991年には「エースファイナンス」と合併し、社名を現在の「セゾンファンデックス」に変更。翌月にはカードローン事業を開始します。

1994年には不動産金融事業を開始し、2002年には「ローン百選」や「証書ローン」を始めます。

2003年には不動産担保融資事業、2009年には住宅ローン、2010年には個人事業主専用のカードローンの取り扱いを始めました。

2011年には投資物件購入ローン、2016年にはリースバックを開始しています。

まとめ

セゾンファンデックスは、クレディセゾンの子会社で、今のところ過払い請求や任意整理への対応も良好です。

しかし、貸金業者の過払い金請求や任意整理の対応は年々悪化しています。

いつ過払い金の返還率が下がるか、任意整理で分割回数が減ったり、手続き後の利息を付加されるようになるかはわかりません。

また、過払い金には時効があります。

基本的に最後の取引から10年経過すると取り戻せなくなります。

さらに、返済中の方は、過払い金によって今ある借金がなくなったり、手元に現金が戻る可能性があります。

セゾンファンデックスの借金や「ブラックリストに影響があるか不安」という方も、事前に確認できるので、ご気軽にお問い合わせください。